研究課題
若手研究(B)
長時間のVDT作業に伴う非シェーグレン症候群タイプのドライアイ(VDT群)を対象として、シェーグレン症候群ドライアイ群と正常群で比較し、涙腺における分泌顆粒(SV)の蓄積がVDTドライアイに関連するか否かを調査した。組織学的所見の解析結果より、VDT群の涙腺にはSVが過剰に蓄積していることが判明した。以上のことから、VDT群ではVDT作業による瞬目低下の影響で、涙液の産生は行われているが分泌が障害されSVが蓄積するという新たなメカニズムの関与が考えられた。
眼科