研究課題
若手研究(B)
肝芽腫腫瘍検体を用いたメチル化ビーズアレイ解析および肝芽腫細胞株の脱メチル化処理前後の発現アレイ解析から95個の候補がん抑制遺伝子を抽出し、臨床腫瘍検体74例のパイサルファイトパイロシークエンシング解析をおこなった。その結果、新規がん抑制遺伝子として4遺伝子(OCIAD2,GPR180,PARP6,MST1R)を同定し、いずれの遺伝子も高メチル化が予後不良因子となることを見出した。多因子解析においてGPR180が独立した予後予測因子として抽出された。
小児外科