まず410nmLED 光源を作成し、その出力、照射条件を決定した。その後、正常ヒト上皮細胞および皮膚線維芽細胞をin vitroで培養後、作成した410nmLED を照射し、照射出力による細胞毒性がないことを確認した。MRSA をシャーレにカウントできる様に培養後、コントロール群、5-ALA 単独投与群、 LED 照射単独群、5-ALA および LED 照射群(PDT 群)でのコロニーの増減を調べ、5-ALA の有効濃度と LED 照射出力を検討した結果、5-ALA 2.5mg/ml、照射出力50J/cm2で良好な減菌作用を認めることがわかった。
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