研究課題
若手研究(B)
新規ヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞に酸化ストレスを与えると、hADMPCの培養上清がPC12の神経伸張を促すことを見いだしたことから、その機序を調べるために本研究を行った。まず、hADMPCからグルタチオンを枯渇させると酸化ストレスが生じ、BMP2とFGF2の発現ならびに分泌が上昇することを見いだした。またこの発現・分泌は抗酸化剤であるN-アセチルシステインを添加すると抑制された。さらに、BMP2とFGF2の発現にはp38MAPキナーゼが関与していることが明らかとなった。本研究より、hADMPCを神経変性部位に移植した際、神経伸張を伴う治療効果が期待出来ると考える。
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J Invest Dermatol
10.1038/jid.2014.11
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http://www.phar.kindai.ac.jp/biomedicinal/Biomedicinal/index.html