研究課題
若手研究(B)
輸液容器には輸液ラインの連結針を刺入する構造になっており、輸液容器を更新する際にはこの連結針を輸液容器から抜き、次の輸液容器に差し換える。この時に細菌汚染が起きる可能性がある。我々は成人の集中治療患者を対象とし、輸液容器の更新を複数回行った輸液ラインにおいて、連結針の細菌汚染率および汚染菌種を調査した。調査した265本のうち15検体(5.7%)で細菌培養が陽性となり、17菌種が同定された。輸液容器の更新の際に、連結針を侵入門戸とした輸液ラインの細菌汚染が起こっていることが明らかになった。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Am J Infect Control.
巻: 41 ページ: 273-4