研究課題
若手研究(B)
本研究は、歯周病細菌が作り出すタンパク質の役割に焦点を置き、そのタンパク質が歯周炎に影響を及ぼすかどうかを調べる研究である。そのタンパク質はヘモグロビンレセプター(HbR)タンパク質というが、HbRタンパク質はヒト歯肉上皮由来の株化細胞Ca9-22細胞および正常歯肉上皮細胞に作用して、インターロイキン8(IL-8)の産生を誘導し、HbRタンパク質のIL-8産生に至る分子経路の決定も行なうことができた。従って、HbRタンパク質は歯肉上皮細胞からIL-8の産生を誘導し、歯周炎と関連する可能性が考えられた。
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Infection and Immunity
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