研究課題
若手研究(B)
本研究は、飽和脂肪酸の唾液腺上皮細胞に対する作用の解明を目的とする。ヒト唾液腺上皮細胞において、飽和脂肪酸の一つであるパルミチン酸刺激により、炎症性サイトカインの一つであるinterleukin(IL)-6が濃度、時間依存的に産生され、またアポトーシスおよびalpha-fodrinの断片化が誘導される事を解明した。以上より、血清中のパルミチン酸がシェーグレン症候群を代表とする慢性唾液腺炎の病態を増悪する可能性が示唆された。
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J Tissue Eng Regen Med
10.1002/term.1857
J Med Invest
巻: 61 ページ: 28-34
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