研究課題
若手研究(B)
本研究では、エストロゲン様作用を有するgenisteinをラット歯髄細胞に添加し、石灰化誘導能を検討し、ラット直接覆髄実験を行った。 genistein添加によってラット歯髄細胞はALPaseの活性上昇, アリザリンレッド染色陽性, 硬組織形成関連遺伝子群の発現を誘導し、直接覆髄実験では良質な修復象牙質形成と軽微な歯髄反応が観察された。 これらの結果から, genisteinは, ラット歯髄細胞の石灰化を誘導し, 直接覆髄剤として有用である可能性が示唆された.
保存修復学