• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

bFGF・poly(P)・IPーCHA複合体を用いた新しい骨増生材料の創製

研究課題

研究課題/領域番号 24792143
研究機関広島大学

研究代表者

林 和彦  広島大学, 医歯薬保健学研究院(歯), 助教 (90444687)

キーワードbFGF / 多孔性アパタイト / ポリリン酸
研究概要

平成25年度は,bFGF・Poly(P)+IP-CHA複合体の骨増生能をin vivoにて検討した.ラット頭蓋骨頂部へ各移植材①IP-CHA,②Poly(P)+IP-CHA③bFGF・Poly(P)+IP-CHA,それぞれをアンレー状態にて移植を行った.観察期間は2,4,および8週に設定した.得られた組織ブロックから通法に従い脱灰標本を製作し組織学的観察および組織形態計測(新生骨面積率)を行った.組織所見において,controlであるIP-CHA群は,骨形成が骨・移植材界面部にのみ観察されたが,bFGF・Poly(P)+IP-CHA群およびPoly(P)+IP-CHA群では移植材中央付近まで新生骨の形成が観察された.骨面積率においてはbFGF・Poly(P)+IP-CHA群がcontrol群に対して有意に高い値を示した.
これらより,骨栄養供給に乏しいアンレー型骨移植においてbFGF・Poly(P)+IP-CHAは骨形成を促進する生体材料として有用であることが示唆された・

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi