研究課題
若手研究(B)
痛みによるストレス反応を客観的にとたえる指標を検討することで、術後痛の早期からの抑制を目的とした。唾液αアミラーゼ活性は客観的なストレスマーカーになりうる可能性が示唆された。今後も追加の検討が必要であると考えられた。また、肥満細胞からトリプターゼは一次求心性線維の自由神経終末に存在するPAR-2に結合し、活性化させることで神経性炎症が惹起される。PAR-2は、術後早期の痛みの成立に関与するが、それ以降は他の因子が関与すると思われる。これからの研究課題として、検討する予定である。
口腔外科