研究課題
若手研究(B)
ウイルスの感染には細胞内のmicroRNAの発現が関与する。そこで、口腔癌に比較し正常細胞で高発現するmicroRNA(miR125b、miR100)のターゲット配列(miRT)を、腫瘍溶解ウイルスであるシンドビスウイルス(SIN)の3UTR部位を挿入し、正常細胞内では複製が抑制され安全性を増した改変SIN(SINmiRT)を作成した。SINmiRTは、腫瘍溶解性を維持しており、今後、新規治療法の開発への応用が期待できた。
分子ウイルス学