研究課題
若手研究(B)
本研究は唾液腺がんのプロテオーム解析を行い、予後予測などに有用な新規バイオマーカーを見出すことを目的とした。唾液線がん患者から得られたホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織からタンパク質をペプチドとして抽出し、質量分析装置での測定を行ったが、非特異的タンパクとしてのHistonが多く認められ、目的とするようなマーカータンパクは同定されなかった。同様にHistonが多く認められた口腔扁平上皮癌の解析を先行し、ペプチド抽出の処理を変更したところ、化学療法や放射線療法などの術前補助療法の抵抗性を予測する分子の候補としてgalectin-7タンパクを同定した。
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Cancer Medicine
巻: 3(2) ページ: 349-61
10.1002/cam4.195