研究課題
若手研究(B)
本研究では,プラスミン阻害物質であるα2-アンチプラスミンの遺伝子導入細胞の,in vivoでの造腫瘍能の著しい低下と形成腫瘍におけるE-カドヘリン発現の抑制を認めた.このことからα2-アンチプラスミン蛋白の発現誘導が,in vivoでの扁平上皮癌における蛋白分解活性のみならず分散能と増殖能を低下させることで,口腔癌の浸潤・転移を抑制すると推測された.したがって,α2-アンチプラスミン蛋白の発現を誘導することは,新しい遺伝子治療の開発につながる可能性が期待される.
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http://seeds.hiroshima-u.ac.jp/soran/e5h7e55/index.html