研究課題
若手研究(B)
本研究では、腺様嚢胞細胞癌に対してテロメラーゼ作動性の癌特異的ウィルス製剤(テロメライシン)を用いた新たな治療戦略の早期開発を目指した。その結果、腺様嚢胞癌細胞株において、CARおよびhTERTの発現を認めた。また、両細胞間での効果に差があるものの、テロメライシン感染により明らかな抗腫瘍効果を認めた。さらに、両細胞株にGFP作動型テロメライシンを感染させたところ、経時的にGFPの発現の増強を認めた。in vivoにおいては、コントロール群と比較したところ、腫瘍の抑制効果を認めた。
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Oncol Rep
巻: 30(6) ページ: 2659-64