研究課題
若手研究(B)
近年、高齢化社会の進行に伴い認知症は大きな問題となっている。その中で不適切な咀嚼環境が認知症を惹起するとの報告は多く認められ、青年期、老年期において、抜歯、臼歯削合モデルなどの、咬合刺激低下ラットでは、咀嚼刺激の低下が海馬の組織変性を惹起し、空間認知記憶能力を低下させるとの報告がある。しかし、成長期における咀嚼刺激の低下が空間認知記憶能力に与える影響についての報告は少ない。本研究では成長期における咀嚼刺激の低下が記憶学習能力に与える影響を調査する為、行動生理学的手法にて調査すると共に、そのメカニズムの解明する為、第一端として海馬を主軸に調査し、成長期において咀嚼環境を改善する必要性を立証した。
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J Neurosci Res