研究課題
若手研究(B)
これまで、ラットに軟食を食べさせて飼育すると、硬食を食べさせて飼育したラットに比較して顎骨の形態が変化することが知られていたが、申請者らは同成分の固形餌と粉末餌を与えることによって生じるマウス顎骨の微妙な形態変化を、3DCTを用いた形態比較手法の開発によって検出した。これらの顎態変化を生じたマウス咬筋からサンプル採取し、遺伝子の発現様態を調べたところ、いくつかの遺伝子で著名な発現量の差を認めた。さらに、筋肉の特性を変化させる遺伝子として知られるMYH遺伝子の発現が変化していることを確認し、筋肉の特性変化が下顎骨の形態変化に影響をおよぼす可能性を見出した。
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