研究課題
若手研究(B)
歯周病の病変部では抗体産生細胞の強い浸潤を認める。しかし、これらの細胞がつくる抗体の標的抗原は明らかにされていない。ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg)は歯周病の主要な原因菌であることから、これらの細胞がPgに対する抗体を産生していることが推測される。そこで本研究は、アルファスクリーン法と酵素抗原法を用いて、歯周病の病変部における抗Pg抗体産生細胞の検索を行った。その結果、Pgに対する抗体を産生する細胞が歯周病病変歯肉組織内に存在することが明らかとなり、Pgに対する炎症反応が歯周病の病態形成に関与することが示唆された。
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Mol Oral Microbiol
巻: (In press)
10.1111/omi.12052