研究課題
若手研究(B)
本研究では、Streputococcus mutans (S. mutans) UA159のヒトβディフェンシン2(hBD2)に対する抵抗性について検討した。dlt欠失株では、hBD2の濃度依存的に生菌数が減少する傾向が認められたことから、dlt産物がペプチド耐性に寄与している可能性が示唆された。細胞表面の疎水性は、dlt欠失株で親株より低かった。ショ糖添加液体培地で培養し、試験管表面への付着とグルカン産生を検討したところ、dlt欠失株は親株より少なかった。以上のことから、電位チャージを含めた細菌表面性状とグルカン産生がS. mutans のhBD2耐性に影響している可能性が示唆された。
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