60歳代~80歳代の対象者16名にインタビュー調査を行った。被災後の健康管理として、被災直後は治療のことは頭にない状況であるが、その後支援を受けることや、体調の変化に合わせて対処するなど、生活の場が変化する中でも被災前からの習慣を何とか続けることで管理していることが分かった。また、75歳未満の高齢者は新しい人間関係の中での役割や楽しみを見出すことでも健康管理を行っていたが、75歳以上の後期高齢者は周囲に言われるがままに行動することや、周囲への迷惑を考え我慢する等、年代による特徴も明らかになった。
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