研究課題
若手研究(B)
本研究は、看護学生の危険予測能力を育成するための教育ツールの開発を目的とした。我々は、専用ソフトを試験的に開発し、看護師41名と看護学生83名にiPadを使って実験した。参加者には医療現場の画像を提示し、危険と思う個所をタッチしてもらった。また、危険度を評価させ、発見後の対応法も調査した。結果、学生の方が看護師より危険個所を指摘できず、危険度も有意に低く評価した。発見後の対応法も両者で相違があった。次に、発見後の対応法に関するアドバイス機能を追加したソフトで、学生93名に実験した。iPadを貸与し、その後の学習効果や使用感を調査した。結果、操作の簡便性や効果、意欲は好評であった。
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