本研究の目的は、助産師のストレスとバーンアウトの実態と特徴を明らかにすることである。また、助産基礎教育との関連を明らかにして、職場定着するための要因を明確にする。 周産期母子センターに勤務する助産師の仕事を継続する意欲は、就職後1年から継続的な教育体制や職場の人間関係やモデルとなる助産師の存在が影響を受けており、働きやすい看護実践環境を整えることが重要である。 助産師のバーンアウトの特徴は、年齢、職位、人間関係、分娩介助に対する抵抗感、助産基礎教育時の分娩介助件数が関与していた。よって助産師のバーンアウト予防は、職務上の特性、労働負担の程度を把握し、低減するための支援と対策が必要である。
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