研究課題
若手研究(B)
在宅緩和ケアを専門的に提供する在宅療養支援診療所16施設から在宅診療を受け自宅死亡/在宅診療中止となった終末期がん患者911名を対象とした診療記録調査と、その自宅死亡患者の遺族175名を対象としたアンケート調査のデータを分析した。結果、終末期QOLの関連要因は明らかとならなかったため在宅緩和ケアの質の簡便な評価方法は開発できなかったが、在宅緩和ケアの実態の簡便な調査票の開発、在宅死亡の関連要因の同定、終末期の在宅ケアや介護負担の遺族評価の関連要因の同定を行うことができた。
医歯薬学