研究課題/領域番号 |
24792425
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
阿部 緑 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50436185)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | フットケア |
研究実績の概要 |
心臓足首血管指数を測定できる『血圧脈波検査装置VaSera(バセラ)』を導入し、看護的治療「フットケア」を定量的に評価することで、日常的に実施されている「フットケア」について、化学的根拠の礎を築くことを目的に研究を開始した。 血圧脈波検査装置VaSera(バセラ)で測定される「CAVI(キャビィ:Cardio Ankle Vascular Index)」は、大動脈を含む心臓から足首までの動脈硬化度を反映する指標であり、測定時の血圧の影響を受けることなく血管固有の硬さを評価できる動脈硬化指標として開発されたもので、短時間で簡便に測定可能な為、導入に至った。 平成20年4月から糖尿病合併症管理料として糖尿病の重症化予防のためのフットケアについて診療報酬が認められるようになり、今回の調査でフットケアを評価することはとても意義のあることとなる。 しかし、研究開始後、データ収集場所の確保や継続して経過観察できる対象者の選定に難渋し、さらに研究者自身の都合(妊娠・出産)により、研究が滞っている状況である。 今年度は、研究を再開し、医師や看護師と連携を図りながら対象者を選定し、データ収集・分析を進め、看護的治療である「フットケア」を評価する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究者自身の都合(妊娠・出産)により、研究データの収集自体が滞ってしまった。
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今後の研究の推進方策 |
産休明けて仕事復帰したため、滞っていたデータ収集を早急に進める予定である。データ収集する際、医師や看護師の協力を得て、対象者の選定とデータ収集場所の確保に努める。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究者自身の都合(妊娠・出産)により、研究自体が滞ってしまった。
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次年度使用額の使用計画 |
データ収集を再開し、データの集計・分析を行い看護的治療「フットケア」を評価する。 フットケアの実践に必要な器材やデータ保存・集計・分析の為の電子機器等の購入に使用する予定。
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