本研究は、心筋梗塞発症後の患者のうつ併発を看護師が判断できるアセスメントツールを開発することを目的とした。36歳から80歳までの59名の患者および患者に関わる40名の看護師を対象とした。うつの評価は、患者の入院期間中に看護師によるアセスメントツールの実施、研究者らがうつ評価尺度と面接を実施した。調査は、発症から7日目と14日目に行った。心筋梗塞患者は7日目のうつ症状が強く、14日目には改善していた。患者のうつ症状と看護師が実施したアセスメントツールの分析をした結果、8項目の重要なアセスメント内容が抽出された。
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