本研究では、第一段階として外来放射線療法を受けるがん患者と家族員の心理・社会的苦痛に対する支援モデルの原案のための2つの因子(①外来放射線療法を受けるがん患者と家族員が抱える心理・社会的苦痛の詳細、②外来放射線療法に従事する医療者の支援上の困難)が明らかにされた。それらをもとに支援モデルの対象者や介入の焦点等を検討し、「外来放射線療法を受ける高齢がん患者のセルフケア支援介入モデル」と「外来放射線療法を受けるがん患者の介護者のストレスマネジメントに関する介入モデル」の2つを開発することとし、その原案を作成した。
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