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2012 年度 実施状況報告書

2型糖尿病の新しい評価尺度としての睡眠パターンの検討と看護支援プロセスの明確化

研究課題

研究課題/領域番号 24792472
研究種目

若手研究(B)

研究機関大阪医科大学

研究代表者

西尾 ゆかり  大阪医科大学, 看護学部, 助教 (70437169)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード2型糖尿病 / 睡眠
研究概要

睡眠習慣の改善が生活習慣改善につながり、ひいては血糖コントロールの改善をもたらす支援を構築するための基礎的研究として、本研究に取り組んでいる。
まず、2型糖尿病患者の睡眠状況、生活習慣と血糖コントロール状況(HbA1c、BMI、血圧、コレステロール)との関連を検討するために、前研究で得られた結果をもとに、
2型糖尿病患者の主観的睡眠状況についての調査方法の検討を行っている。また、客観的評価方法についても、複数のモニター測定器が開発されてきているが、対象者の睡眠の質を多角的に正確に測定でき、妥当性・信頼性の得られた器機について文献等にて情報収集し、検討中である。本研究の対象者ではないが、中国の2型糖尿病患者の睡眠状況についてを中心に、生活状況や血糖コントロール等の現状について、情報収集を行い、医師・看護師と意見交換を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

客観的評価方法を用いての測定を行う計画であったが、近年開発されてきている複数ある器機の中で、①多角的かつ正確に測定できる器機であるのか、②対象者への負担ができる限り少ない器機であるのか、という検討が進んでいない。
睡眠に影響する要因、血糖コントロールに影響する要因が多様であり、生活習慣のどの要因を焦点に当て、睡眠状況との関連を検討するのかについて研究方法の見直しが必要であり、現在文献検討中であるため。

今後の研究の推進方策

器機についての情報収集、文献にて検討をし、糖尿病診療と睡眠診療に精通した研究者からスーパーバイズを受け、研究方法を決定する。研究方法が決定次第、データ収集を実施する。

次年度の研究費の使用計画

上述の通り、研究の遅延に伴い未使用額が生じた。未使用額と平成25年度の研究費とをあわせて、睡眠測定器(レンタル45万円×3台)、血糖測定器、活動量測定器等の器機(85万円)および測定に必要な附属品と文具等(70万円)の購入を予定している。

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公開日: 2014-07-24  

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