本研究は2型糖尿病患者の睡眠の改善が生活習慣改善をもたらし、さらには糖尿病のコントロール改善をもたらすのかを検証する。まず、2型糖尿病患者の睡眠と糖尿病コントロール状況との関連を検討し、食事と運動習慣との関連についても検討する。客観的評価方法として用いる複数の器機を①多角的かつ正確に計測できる機器である、②研究対象者への負担ができる限り少ない機器である、③研究データとして信頼できるデータが収集できるかという点から検討した。また、睡眠に影響する因子および糖尿病コントロールに影響する生活習慣の項目を焦点化し、研究方法の見直しを行った。現在倫理委員会申請中であり、今後調査開始の予定である。
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