子供の多くは医療のなかでは患者は医師の指示に従うものと考えていた。これは,子供の主体性が尊重されていない状況とも考えられるが,子供達が医療の場で自身が主体的に医療を受ける権利があることや重要性の認識の薄さや理解していないことの現れともいえる。医療者は子供にも十分な情報提供を行うとともに、主体的に医療を受けることの重要性を伝える支援が示唆された。 これらのことをもとに,作成した子供と家族の意思を尊重するために作成した支援ツールは外来通院や療養生活での継続的支援を考える上で有効であることが示唆された。
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