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2012 年度 実施状況報告書

産後うつ早期発見システム構築のためのバイオマーカーの有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24792485
研究種目

若手研究(B)

研究機関筑波大学

研究代表者

川野 亜津子  筑波大学, 医学医療系, 助教 (10550733)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード産後うつ
研究概要

本研究は、産後うつ早期発見のためのバイオマーカーの有用性の検討を目的とする。尿中8epiPGF2A、8-OHdGおよびコルチゾール、母乳中SIgAをバイオマーカーとして、心理尺度(EPDS、GHQ、POMS)との関連を検討し、母親の産後うつの評価に妥当であるか明らかにする。
平成24年度には本調査で対象となる産後の女性と比較検討するために、コントロールとして本調査の対象(20~30代)と同年代の非妊時の女性40名を対象とした調査を行った。非妊時の女性を対象とした調査では尿中8epiPGF2A、8-OHdGおよびコルチゾールなどのストレス指標と心理尺度(GHQ、POMS)の調査を行った。次にパイロットテストとして10名の産褥の女性を対象に本調査と同様の調査を行った。調査は予定通り終了しており、平成25年度に行う予定である本調査に入るにあたり分析を進めている段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

平成24年度に計画をしていた調査はすべて終了したが、現在結果の分析・考察の段階である。調査が年度の後半に及んでしまったため、調査終了の時期が3月となってしまったことによる。平成25年度に本調査を行うにあたり早急に進めていく必要がある。

今後の研究の推進方策

平成24年度に行った調査の分析・考察が終了次第、本調査に入っていく予定である。本調査では産後1カ月の母親65名を対象とした検討を行う。尿中8epiPGF2A、8-OHdGおよびコルチゾールなどのストレス指標、母乳中SIgAをバイオマーカーとして、心理尺度(EPDS、GHQ、POMS)との関連を検討する。

次年度の研究費の使用計画

調査を行うための文房具等の物品、尿および母乳中ストレス指標を計測するための試料採取の物品、検査費用、心理尺度など

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公開日: 2014-07-24  

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