本研究により、父親は生活のリズムの中で触れ合う時間を増やし、自己表現を受け止めながら、成長を見逃さないように、一緒に成長したいという思い、自分の父親のように、仕事・子育てにかかわりたいという思いが高いことが明らかになった。そのため、今まで検討されてこなかった①夫婦の共同化意識を促進できるような支援、②父親に対してワークライフバランスや共同化意識を促進できるように支援に取り組む必要性が示唆された。 今後は、次世代育成支援対策の目標の一部である父親のワークライフバランスを支持・検討するため、男性の育児休業取得率や職場環境を検討する必要性があると考える。
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