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2013 年度 実績報告書

効果的な骨盤底筋訓練指導の検討と腟圧測定による効果測定指標の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24792499
研究機関山口大学

研究代表者

亀崎 明子  山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80526913)

キーワード尿失禁 / 女性 / 指導
研究概要

日本人女性の尿失禁と腟圧の関連検討および日本における女性尿失禁患者に対する指導の実態調査を行った。
まず、日本人女性の腟圧と尿失禁の関連などを明らかにすることを目的として成人女性を対象に調査を行い、腟圧測定と無記名自記式質問紙調査を行った。分析対象数は88名であった。その結果、尿失禁群14.8%、尿失禁経験群37.5%、尿失禁なし群47.8%であった。最大収縮圧、平均収縮圧、収縮持続時間のいずれも尿失禁なし群が最大であり、次いで尿失禁経験群、尿失禁群の順であったが、3群間に有意な差は認められなかった。
次に日本における女性尿失禁患者に対する指導の実態調査を行った。都道府県ごとに泌尿器科を標榜する病院及び診療所1644施設を無作為抽出し、中心となって女性尿失禁患者の治療に携わる医療従事者を調査対象として無記名自記式質問紙調査を行った。分析対象は328施設であった。医師の指導時間は10分未満が265施設と最も多く、指導内容は骨盤底筋訓練が296施設と最も多かった。医師以外の指導者は看護師が193施設と最も多く、指導時間は10分未満が131施設と最も多かった。指導内容は骨盤底筋訓練が185施設と最も多かった。骨盤底筋訓練に関するプロトコールがある施設は122施設であった。指導間隔は「4週間に1回程度」が99施設と最も多く、指導方法は「パンフレットを使用する」が275施設と最も多かった。指導後に訓練の評価を行っている施設は164施設であり、評価方法は「本人の訓練に対する評価」120施設と最も多かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 尿失禁と腟圧との関連の検討

    • 著者名/発表者名
      亀崎明子 田中満由美
    • 学会等名
      日本母性衛生学会
    • 発表場所
      大宮ソニックシティ(さいたま市)

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公開日: 2015-05-28  

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