研究環境を整え、研究協力者の募集を行い、研究内容に関する検討を行った。妊婦の栄養に関する文献検討を行うと共に、研究会等へ参加し、情報収集を行い、質問紙の作成およびプロトコールの決定に役立てた。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」の2015年度版への改訂に伴い、食物摂取頻度調査FFQgも改正されたため、質問紙の改正を行った。新生児が低血糖を起こすことなく、母乳育児を継続することを目指す以前に、根本的に妊婦の栄養に関する認識を変えなければならない位深刻な状況が生じている事が分かった。調査対象施設においてデータ収集を継続して行い、生活環境の異なる対象者の実態を明らかにすることを検討している。
|