小児がん患児の死を医療者はどう扱うのか～亡くなった患児の闘病仲間への関わり～

2014 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 24792524
• 研究機関: 中部大学
• 研究代表者: 畑中 めぐみ 中部大学, 看護実習センター, 助教 (90600875)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 小児がん / グリーフケア / 闘病仲間の死 / 小児看護

研究実績の概要

当該年度は、産前産後の休暇・育児休業により、平成２６年３月２０日～平成２６年１１月３０日まで研究を中断した。その後、研究再開を平成２７年４月１日からとした補助事業期間延長申請を行い、承認されたため、平成２７年度より研究を再開する。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

産前産後の休暇・育児休業の取得により、当初計画より遅れている。

今後の研究の推進方策

産休により中断した、聞き取り調査、文献検討を順次再開する。（１）聞き取り調査：半構成的面接法を用い、仲間の死を経験した小児がん患児との関わりの経験について、医師、看護士に、その時の気持ち、関係の変化とその対応、またその際のサポートになった要因、妨げとなった要因を等をインタビューする。これは、２７年度に終了させ、データ分析を進めていく。（２）文献検討：国内外の文献検討を行い、研究テーマに関連して明らかにされている部分と今後の課題を明確にする。その結果を順次、小児看護学学会誌に投稿し発表していく。

次年度使用額が生じた理由

平成２６年度は、産前産後の休暇・育児休業による研究中断をしたため。

次年度使用額の使用計画

平成２７年度からの研究再開に伴い、聞き取り調査、文献検討費用、学会論文投稿費用等に順次使用する予定である。