母体血清マーカー検査(マーカー検査)で陰性と判定された受験者が、胎児やマーカー検査に対して、どのような不安や認識を抱いているのかを明らかにすることを目的とした。マーカー検査を受けた褥婦12名を対象とし、非構造化面接を実施し、自然言語解析と質的帰納的方法を用いて分析した。その結果、検査結果に不安を持たないで受けていた者がいた。また、「思う」と係り受けの関係にある単語では「大丈夫」が最も多かった。マーカー検査を受けたことを肯定的に受け止める要因に、【マーカー検査の結果を保証の担保とする】【安易な動機】【同じ価値観】の3つカテゴリーと、6つのサブカテゴリーが抽出された。
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