妊婦歯科健康診査の受診行動の実際及び影響を与える要因について調査を行った。対象は3歳以下の子どもを持つ母親とし、アンケート調査を行った。配布数2805部、有効回答1179部(42.3%)であった。受診率は57.5%であり、受診理由はう蝕症状の自覚のため37. 8%、公費助成29. 4%、健診のため28.9%を受診であった。受診をしなかった理由は、時間がなかった46.3%)、自覚症状がない30.8%、面倒21.3%であった。 産婦人科勤務の看護者が妊婦を対象に実施する保健指導についての調査も行った。口腔に関する保健指導を実施していたものは27.6%で、そのうち助産師が77.8%であった。
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