研究課題
若手研究(B)
気管切開管理が必要な重症児を養育する家族は、身体的不調を抱えており気分転換を望みながらも、子どもの世話は自分でなければならないという責任感を抱えていた。家族が子どもとの適切な距離を保ちつつ在宅療養を続けられるような支援が必要である。また、家族は、病院看護師、訪問看護師それぞれに対し異なるニーズを持っており、その一方で、看護師による病院から在宅への途切れのない継続した看護ケアの提供を望んでいた。病院看護師、訪問看護師それぞれが家族が求めるニーズの違いを理解し、双方の役割の強化と連携が重要である。
小児看護学