研究課題/領域番号 |
24792537
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研究機関 | 千葉県立保健医療大学 |
研究代表者 |
浦尾 悠子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (40583860)
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キーワード | マインドフルネス |
研究概要 |
平成25年度は、カバットジンが開発したMBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)をベースに、看護師向けマインドフルネストレーニングプログラムを作成した。内容は、看護職者がマインドフルネスを知的に理解するための講義部分(前半)と、体験的に理解するための実践部分(後半)とに分けた2部構成とした。 前半の講義部分に関しては、カバットジンらの書籍を参考にしながら、PPTのレクチャー資料を作成し、約1時間(1~2セッション)かけて、マインドフルネスとは何か?について座学の講義形式(レーズンエクササイズを含む)で理解を深めることとした。 後半部分に関しては、カバットジンらの実践を参考にしながら、週1回30~45分、計7~8週間のトレーニングプログラムを実施することとし、正坐瞑想、歩行瞑想、マインドフルヨガなどを組み合わせた内容とした。 平成25年度はプログラムの効果検証まで至らなかったため、補助事業期間延長申請を行った。平成26年度は、作成したプログラムの効果検証を実施する予定である。また、効果検証にあたっては、前半部分(講義)のみを受けた群と、後半部分(実践)も受けた群との群間比較を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初は平成25年度にプログラムの実施と効果検証を実施する予定であったが、計画通りに進行できず、補助事業期間延長申請を行ったため。
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今後の研究の推進方策 |
研究代表者の所属機関が変更となったため、現所属機関での倫理審査委員会へ早急に研究計画書を提出し、承認後に所属機関において学部生を対象とした効果検証研究を行う予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
効果検証研究が実施できなかったため。 プログラム実施内容や回収データを保存するための機器一式、プログラム実践補助、データ入力のためのスタッフに対する謝金、研究協力者に対する謝金、英語論文校閲費、論文投稿料、学会発表のための出張費等に使用する予定である。
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