2013 年度研究成果報告書

在宅精神障害者の家族介護者の首尾一貫感覚に焦点をあてた家族援助モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号	24792543
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	地域・老年看護学
研究機関	山梨大学
研究代表者	坂井郁恵山梨大学, 医学工学総合研究部, 助教 (10404815)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード	家族介護者 / 在宅精神障害者 / Sense of Coherence / 家族支援
研究概要	本研究は，在宅精神障害者の家族介護者のストレス対処能力（SOC）を明らかにするために質問紙調査と個別面接調査を実施した．調査の結果，家族介護者のSOC得点は，対象と同様の年齢や状況にある人々を対象に行われた先行研究の結果よりも低値を示し，本研究の対象者は家族介護者群と対照群ともに低いSOC状態にあると考えられた．家族介護者のSOCを高めるものとして，年齢や患者と過ごす時間の長さに加え，介護や日々の生活を支える他者の存在が重要であると考えられた．