研究課題/領域番号 |
24792548
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
平松 万由子 三重大学, 医学部, 准教授 (50402681)
|
キーワード | グループホーム / 終末期ケア / 高齢者 / 多職種連携 |
研究概要 |
グループホーム入居者の重度化、高齢化などの実状に伴い、グループホームは高齢者が人生の終焉を過ごす場としての役割を担っていくことが期待されている。一方で医療機関や訪問看護等との連携の難しさに対する意見が報告されるなど、終末期ケアを実施する上での課題は多いが、その詳細な状況や、関連する要因についての報告は見られない。 本研究ではグループホームにおける終末期ケアを促進・阻害する要因としての他職種連携についての実態の把握、およびグループホームにおけるその他の終末期ケアの促進・阻害要因について実態を明らかにしたいと考え調査を進めてきた。平成25年度は、平成24年度に実施した東海・近畿圏の終末期ケアを実践しているグループホームを対象とした聞き取り調査の結果を基に、質問紙を作成し、郵送による調査を行った。時期は2014年3月、対象は各県の介護サービス情報公表システムに登録されているグループホームのうち、無作為に抽出した1000事業所に勤務する管理的な立場にありケアを実践している職員とした。現在、結果の集計中である。 次年度は、平成24年度、25年度の調査結果から、グループホームにおける終末期ケアを促進するための方策について考察する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度の実施目標を達成しており、期間全体の目的も達成される目途が立っている為。
|
今後の研究の推進方策 |
平成26年度は、平成25年度に実施した調査の分析を行い、平成24年度の調査結果と合わせて考察を行う予定である。
|