研究実績の概要 |
「気になる子ども」評価尺度開発の前段階として、ハイブリッドモデルに基づく概念分析に取り組んだ。保健・医療・福祉・教育分野の既存文献のレビューとインタビューを行い、「気になる子ども」が発達障害のグレーゾーンや診断閾下と言われる子どもを連続的に含むこと、現在の乳幼児健診システムでは見逃されることもあり保育教育現場での対応が課題になっていること、乳幼児健診の見直しを含めた地域保健システムの再構築が必要であることを明らかにした。
1) 大河内彩子,田高悦子:「気になる子ども」の概念分析-保健・医療・保育・教育職の認識-,横浜看護学雑誌,6(1):1-6,2014.<査読有> 2) 大河内彩子,田髙 悦子:「気になる子ども」に関する保健・医療職と保育・教育職の認識上の差異と共通項の検討, 日本公衆衛生雑誌, 60(10)特別付録: 382, 2013. <査読有> 3) 大河内彩子,田髙 悦子:保健・医療・保育・教育職の「子ども観」に関する概念分析―効果的な連携に向けて―, 第2 回日本公衆衛生看護学会学術集会講演集:190, 2014. <査読有>
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