研究課題/領域番号 |
24792568
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
福島 直美 福島県立医科大学, 看護学部, 助教 (60455798)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 被災者 / 東日本大震災 / 避難生活 |
研究概要 |
既存の資料、社会踏査、被災自治体の保健活動(健康相談会、運動教室、戸別訪問)に参加しながら実践情報から地域のコミュニティアセスメントを行う。福島第一原子力発電所事故により住み慣れた地域から離れ、避難生活を続けている。比較的温暖な地域で生活していた住民で特に高齢者にとって降雪量が多く、寒冷地である地域での避難生活は精神的負担が大きいことが確認された。また、日本公衆衛生学会や被災者支援団体が主催する研究会等に参加し先行研究者らとの情報交換を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
福島県は被災の特殊性があり避難者の多くは県内、県外への避難生活を続けている。また、自主避難等によりコミュニティーの維持も困難であり対象者の選定には至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
本研究は被災者への健康支援活動と並行して実施されており被災自治体との連携を図っていくことは重要である。引き続き抑うつとソーシャルサポートネットワークとの関連性を検討していきたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
初年度は不測の事態に備え旅費の計上を考慮していたが大幅な使用には至らなかったため。 次年度も本年同様、打ち合わせや調査等で旅費の計上を考慮していく。
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