研究課題/領域番号 |
24792586
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
潮 由美子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (30612337)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 在宅移行期 / 協働 |
研究概要 |
平成24年度は、1.インタビューガイド作成・対象者の選定・データ収集、2.病棟看護師が取り組む訪問看護師との協働の明確化、3.ガイドライン(案)の作成を計画した。 1.インタビューガイド・対象者の選定・データ収集 インタビューガイド作成にあたり、在宅移行に関する最新の動向と課題を整理する必要性から、学会等への参加と文献等を購入した。結果、病院と地域が連携・協働していくことの重要性は注目されているものの、具体的にどのように連携・協働していくのかまでは、いまだ明らかにされていないことがわかった。よって、本研究で在宅移行期におけるシームレスケアを推進する病棟看護師と訪問看護師の協働を明らかにし、「在宅移行推進に関するガイドライン」を開発することは、患者・家族にシームレスな医療・ケアを提供し、在宅生活への早期適応、QOLの維持・向上およびセルフケアの継続を推進する重要な研究テーマであるといえる。対象者の選定にあたり、フィールド調査として在宅移行や地域連携に関する学会等に参加した。フィールド調査にとどまっているため、来年度は対象者にアクセスし、データ収集に取り組んでいくこととする。 2.病棟看護師が取り組む訪問看護師との協働の明確化 「在宅移行期のシームレスケアに向けた病棟看護師と訪問看護師の協働のガイドライン」(案)作成にあたり、本研究結果と統合させる予定の研究者が修士論文で取り組んだ「在宅移行期における訪問看護師が取り組む病棟看護師との協働」に関して学会誌への投稿に取り組んだ。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
在宅移行に関する最新の動向と課題の整理、「在宅移行期のシームレスケアに向けた病棟看護師と訪問看護師の協働のガイドライン」(案)作成にあたり、本研究結果と統合させる予定の研究者が修士論文で取り組んだ「在宅移行期における訪問看護師が取り組む病棟看護師との協働」に関して学会誌への投稿論文の作成に時間を要したため、研究計画の達成度にやや遅れがみられている。
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今後の研究の推進方策 |
インタビューガイドをもとに、退院調整に携わった経験のある病棟看護師1名にプレテストを行い、インタビューガイドを洗練化する。フィールド調査をもとに対象者の選定を行い、各施設の倫理審査を受け、データ収集を平成25年10月までに行う。収集したデータをもとに、平成25年12月までに病棟看護師が取り組む訪問看護師との協働を明確にし、研究者が修士論文で取り組んだ「在宅移行期における訪問看護師が取り組む病棟看護師との協働」の結果と統合させ、ガイドライン(案)を作成する。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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