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2013 年度 実施状況報告書

双生児研究法を用いた高齢双生児の生活機能とライフスタイル要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24792601
研究機関千里金蘭大学

研究代表者

冨澤 理恵  千里金蘭大学, 看護学部, 助教 (20584551)

キーワード健康長寿 / 双生児研究 / 社会医学
研究概要

本研究の目的は、「健康」で「長寿」な生活に最も関与しているライフスタイルの直接的な影響を明らかにすることである。そのために、遺伝子要因を統一し、環境要因のみの関連を明らかにできる双生児研究法を用いている。平成25年度は、平成24年度の調査から、高齢双生児の現状を明らかにするために以下を実施した。
1.平成24年度の調査結果をまとめ、平成22年度調査に参加を得られた者の調査結果との変化をみた。
2.平成24年度までの調査内容を踏まえ、関連機関への報告をおこなった。
3.関連機関と連携して、調査対象者のリストの整理をおこなった。
4.関連機関と連携して、平成26年度の調査の検討をおこなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

3年間の研究において、平成24年度の調査を終了し、それを踏まえて平成26年度の調査計画を行った。平成26年度調査においては、関連機関と連携し、疫学的情報を踏まえた長期的な調査の基盤となる予定である。平成26年度の調査は隔年比較の予定通り、5-6月として準備している。
調査年度毎の成果報告を予定していたが、縦断的分析を踏まえた報告が本研究目的に適っていると判断し、行っていないため、進捗度としては予定通りだが、報告はやや遅れている。

今後の研究の推進方策

本研究の目的を達成するために、最終年度として以下の方策に基づいて実施する。進行に伴い、スーパーバイザーや関連機関協力者からも専門的な助言を得ることとする。
1.平成20年度から調査協力を得られている者の縦断的経過変化を明らかにする。
2.平成24年度調査までの報告を国際双生児学会で発表予定である。
3.平成26年度調査を実施し、複数の疫学的要因を踏まえた縦断的分析を行う。これにより、「健康」で「長寿」である環境要因を長寿国である我が国で継続調査できるような基礎情報の確立を目指す。

次年度の研究費の使用計画

平成25年度によていしていた物品・人件費は平成24年度に購入したり、実施したため必要がなかった。
平成25年度の学会旅費も近郊で行われたため使用しなかった。
平成24年度の調査経験から、平成26年度に対象者を増やした調査を行うため、物品費と人件費については繰越分が必要となる概算である。
また、平成26年度には国際学会での発表を予定しており、予定通り旅費として使用する予定である。その他、論文作成時の構成などで雑費使用する予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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