研究課題
地域をアセスメントし、地域に対して働きかけを行うことは、地域看護実践のプロセスとして重要である。本研究の目的は、居住地域レベルの近隣環境要因が、高齢者個人の健康指標に及ぼす影響を検討することである。それに基づき、地域住民の健康を増進するために地域のどの部分に働きかけていくことが有効であるか、地域看護実践の方策を探るものであった。平成27年度は、これまで蓄積したデータのクリーニング等を行い、データの解析を行った。申請が行った分析では、居住地域の凝集性や多様な人々とのネットワークは、抑うつや認知機能的かを抑制する働きをもつことが示された。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 4件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
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