本研究の目的は,コンピュータネットワーク化と少子高齢化が進む現代社会に好適なヒューマンマシンインタフェースの研究開発を行うことである.具体的には,表情の変化による外耳(耳の中)の動きを光学式距離センサで計測することで表情で電子機器を操作する装置(愛称:みみスイッチ)の研究開発を行う.みみスイッチの特徴は,文化の差異や障がいの有無に関係なく誰でも使用でき,常時装用してハンズフリーでいつでも・どこでも使用でき,使用者のプライバシーを侵害せず見守り支援できることである.アプリケーションとしてハンズフリーコントローラとヘルスケアシステムへと応用する.
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