研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、遺跡から出土する水浸出土木製品を対象に、X線CTスキャナを活用して木製品内部の状態や保存処理における薬剤の分布を非破壊で可視化することを目的とした。木製品の保存処理薬剤として一般的に広く普及しているトレハロースを対象として、木製品内部の薬剤分布について、トレハロースの濃度・含浸時間・種類毎に検証を行い、各調査項目毎に薬剤分布の状況や傾向を明らかにした。トレハロースは木製品内部では針葉状・塊状となり内部にまで広く浸透する傾向があることを確認した。
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