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2012 年度 実績報告書

福島第1原発事故に伴う土壌汚染の除染処理水準と費用負担

研究課題

研究課題/領域番号 24810007
研究機関神奈川大学

研究代表者

佐藤 克春  神奈川大学, 人間科学部, 非常勤講師 (40636883)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
キーワード除染 / 土壌汚染 / 放射性物質対処特措法 / リスクコミュニケーション / 費用負担
研究概要

2012年は福島県内のフィールド調査を行った。主な調査先は、南相馬市、川内村、飯舘村、福島市であった。調査先では、役場の除染担当課、住民、地元議員へのヒアリング及び資料収集を行った。特に南相馬市と川内村は、国が除染を行う除染特別地域、市町村が除染を行う汚染状況重点調査地域を領域に含み、かつ自治体役場が現地に存在するため、継続的な調査対象とした。
これと並行して、放射性物質対処特措法の資金メカニズムに関する資料調査を進めた。
また、広島大学へ学会報告に赴いた。
加えて、夏季にはアメリカEPAへのヒアリング調査、及びラブカナルの現地調査を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本研究においては、現地調査のネットワークをいかに作るかが、その可否を左右するが、
これに関しては、おおむね達成できたためである。

今後の研究の推進方策

引き続き現地調査、除染の資金メカニズムの分析を進める。
また、今後調査対象自治体を増やす。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 福島第1原発による土壌汚染の除染の現状-南相馬市・川内村の事例から-2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤克春・阿部新
    • 雑誌名

      人間と環境,日本環境学会誌

      巻: 39(1) ページ: 18-25

  • [雑誌論文] リスク評価論の政策利用の批判的検討~市街地土壌汚染を念頭に~2012

    • 著者名/発表者名
      佐藤克春
    • 雑誌名

      日本土地環境学会誌

      巻: 19 ページ: 21-33

    • 査読あり
  • [学会発表] 「不確実性・予防原則・対抗的リスクコミュニケーション~放射性物質による土壌汚染を念頭に~」,

    • 著者名/発表者名
      佐藤克春
    • 学会等名
      日本科学者会議第18回総合学術研究集会 分科会B-3「予防原則・リスク論を考える」
    • 発表場所
      岡山大学
  • [図書] 『予防原則・リスク論に関する研究』2013

    • 著者名/発表者名
      日本科学者会議・日本環境学会編
    • 総ページ数
      261(189-199)
    • 出版者
      本の泉社

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公開日: 2015-05-28  

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