東日本大震災後の対応から得られた教訓ひとつとしてジェンダー配慮の欠如が挙げられる。本研究ではそれらの対応が起こってしまった要因と今後の地域防災計画や避難所運営マニュアルの見直しの必要性を検討することを目的とし、東日本大震災の被災地である南三陸町や山元町などで調査を行った。また兵庫県内における地域防災計画の男女共同参画に関する記載状況のアンケート調査をし、その結果として兵庫県三木市の地域防災計画はもっとも男女共同参画に関する独自の取組をいれていることがわかった。その背景と取組についても調査を行った。
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