研究課題
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本研究は不定語と助詞によって構成される副詞の歴史的研究である。本研究の主な成果は次の通りである。(1)副詞の歴史的研究における課題と可能性について明らかにした。(2)「どうも」「どうやら」「どうぞ」「どうか」の歴史を記述した。また、それらの歴史的変化を言語変化の一般的傾向と関連付けることも行った。(3)不定語と助詞によって構成される副詞の歴史から見えてくる日本語史的問題を指摘した。以上のことから、今後の副詞研究の方向性に加え、副詞を視点とした日本語史研究の方向性も示せたといえる。
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日本語文法史研究2 (高山善行・青木博史・小柳智一編) (ひつじ書房)
巻: 刊行予定)(掲載確定)
弘前大学国語国文学 (弘前大学国語国文学会)
巻: 第34号 ページ: 1-20