研究課題
研究活動スタート支援
本研究課題は、ドイツ植民地統治の歴史が、その後どのような影響を与えたのかについて、実際植民地を経験した人物の経歴を例に挙げながら考察することを目標としている。具体的には、植民地における形質人類学、熱帯医学研究に従事した生物学者や医学者が、その経歴を生かしワイマール期・ナチ期にどのような研究を行なったのかを考える。以上のような目的を達成するため、ベルリンの連邦文書館および国立図書館などで史料調査および収集を行なった。その結果、一部を除いて必要な史料を閲覧・複写することができた。今後は、交付期間中に充分にできなかった研究成果の発表(論文執筆や研究会・学会での発表)を積極的に行なっていきたい。
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秀明大学紀要
巻: 第11号 ページ: 1-22
Roman Loimeier (Hg.), Seuchen im subsaharischen Afrika (Periplus : Jahrbuch für außereuropäische Geschichte, 21. Jg.), Berlin
ページ: S. 115-132
現代史研究
巻: 56 ページ: 19-34